ESGレポート(マンスリー)– Report –
「三菱UFJ SRIファンド」のマンスリーレポートに掲載されているESGレポートです。
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企業の先見性に投資する
2023年11月、プラスチックごみによる汚染の根絶をめざす国際プラスチック条約の制定に向けて、国際プラスチック条約企業連合が日本でも国内10社で発足しました。 国際プラスチック条約企業連合は、2022年9月にサーキュラーエコノミーを推進するエレン・マ... -
NSR(National Social Responsibility)とCSR
当社では以前より、企業に社会的責任(CSR)があるように国家にも社会的責任(NSR)があり、世界では国債のESG評価が行われていることに注目してきました。その際、国債のESG評価は主に政府の政策レベルのチェックにとどまっていましたが、今後はより詳細... -
“バブル”に投資するということ
日本における“バブル”と言えば、1990年代前半に崩壊した「バブル景気」が思い浮かびますが、同じ頃、もう一つの“バブル”が注目を集め始めました。それが、ウォーターのバブル「ウルトラファインバブル」です。これは、直径が1000分の1ミリ以下の微泡のこと... -
若者の金融リテラシーを高める
世界中の中学生や高校生を対象にした科学技術に関する国際大会「国際科学オリンピック(International Science Olympiad)」をご存じでしょうか。15の学科技術に関する大会がありますが、最も有名なものは1959年に初めて開催された「国際数学オリンピック... -
ESG投資で意思表示を
7月、アメリカのバイデン政権がウクライナに対し、殺傷能力が高いクラスター爆弾を供与することを発表し、既にウクライナに到着し、使用されたことが報道されました。これに対し、ロシアも報復、双方で使用が相次いでいる可能性が指摘されています。 クラ... -
取締役会に求められるダイバーシティ
6月、政府は男女共同参画会議で、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」の原案を発表しました。そこでは、プライム市場に上場する企業の女性役員の比率を2030年までに30%以上にするという目標が掲げられています。 2022年7月... -
生物多様性の経済効果
2023年4月15~16日、「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合」が開催されました。そこで、各国が生物多様性に関する新たな経済枠組み「ネイチャーポジティブ経済連盟」を設立し、自然環境や生態系の維持が経済活動に欠かせないとの認識のもと、各国の企... -
サステナビリティ情報の開示義務化
2022年4月、東京証券取引所での市場再編が行われた際、プライム市場の上場企業には様々なサステナビリティに関する情報開示が求められました。まず、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に基づく気候変動リスクの情報開示が、実質的... -
スポーツで持続可能な街づくり
3月に開催された「2023ワールドベースボールクラシック」は、日本チームの活躍もあり、大変な盛り上がりを見せました。日本の野球を盛り上げるために、世界大会で勝つ――栗山英樹監督はそう語っていましたが、ついに14年ぶりに世界一になりました。 もちろ... -
食べて参加するサステナビリティ活動
2月は、一年のうちで最もチョコレートへの支出が多くなる月です。政府の家計調査でも、チョコレートの売れ行きは2月前半に集中することがわかっています。 甘くて美味しいチョコレートですが、その原料となるカカオの栽培については、森林破壊や児童労働、...