ESGレポート(マンスリー)– Report –
「三菱UFJ SRIファンド」のマンスリーレポートに掲載されているESGレポートです。
-
学校給食とESG投資
世界は今、長引く紛争や頻発する自然災害などにより、食糧支援を求めている国や地域が数多くあります。2024年2月時点で、総合的食料安全保障レベル分類のフェーズ3(急性食料不安)以上に該当する人は、72カ国3億900万人で、2020年の1億4,900万人から急激... -
非財務価値が財務に与える影響を可視化する
近年、企業に非財務情報の公開を求める動きが世界的に活発化しています。過去のレポートでは、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に基づく気候変動リスクの情報開示、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」、「企業サス... -
オリンピックとサステナビリティ
7月26日~8月11日、8月28日~9月8日、フランス・パリでオリンピック・パラリンピック(パリ五輪)が開催されます。サステナビリティが注目される昨今、スポーツイベントなども例外ではなく、パリ五輪はこれまでで最もサステナブルな大会の実現をめざしてい... -
めざすべき社会のために投資先を選定する
5月31日は、「世界禁煙デー」でした。これは、世界保健機関(WHO)が、「たばこを吸わないことが一般的な社会習慣になること」をめざし、1989年に制定したものです。日本の厚生労働省は、1992年から、世界禁煙デーから始まる一週間(5月31日~6月6日)を「... -
求められるプロアクティブ・自主的な規制対応とESG
2024年5月21日、欧州連合(EU)において世界初の包括的なAI(人工知能)規制法「AI法(Artificial Intelligence Act)」が成立しました。これは、民主主義や人権、法の支配を守りながら、信頼できるAIの普及を目的としており、事業者には説明責任などの義... -
持続可能な地球に投資する
4月22日はアースデイでした。2009年の国連総会で採択され、地球について考え、環境問題に目を向けようと宣言された日です。この日は、世界中で様々な団体や企業がイベントを開催し、日本でも各地で催し物が行われました。 アースデイの起源となったのは、1... -
中長期的な企業の成長性を判断する
改正金融商品取引法が施行され、2024年4月から第1四半期と第3四半期の四半期報告書が廃止されます。今後は決算短信に一本化されますが、セグメントごとの収益やキャッシュフローに関する情報開示を義務化することで、開示が後退しないよう配慮しています。... -
ESGと新NISA
2月13日は「213」で「NISAの日」でした。弊社のオフィスがある東京証券会館のホールでも、「NISAの日」にちなんだイベントが開催され、お笑い芸人たちが登壇するということで、若い女性であふれかえりました。 今年1月より始まった新しい少額投資非課税制... -
ESG投資から見た企業の災害支援活動
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災者の方々へ、心よりお見舞い申し上げます。 今年は、年明けから大きな天災・人災が相次ぎました。政府をはじめ、多くの企業、民間団体、個人が支援を行っていますが、企業はそれぞれの業態に沿った支援が... -
TCFDの次はCSRD!?
2023年1月、「企業サステナビリティ報告指令(CSRD:Corporate Sustainability Reporting Directive)」が発効しました。これは、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロという目標を掲げる欧州グリーンディール政策において、実効性のある開示ルールが求め...