- 社名
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株式会社グッドバンカー
The Good Bankers Co., Ltd.
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第689号 - 所在地
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東京都中央区日本橋茅場町1丁目5番8号東京証券会館8階
- 設立
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1998年7月14日
- 資本金
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4,500万円
- 役職員
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20名(うち調査スタッフ13名)
- 主要株主
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筑紫みずえ、日興アセットマネジメント、SMBC日興証券、
三菱UFJ信託銀行、他
アクセス
東京本社
住所:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館8階
電話:03-6661-7507
FAX:03-6661-7508
Email : secr@goodbankers.co.jp
URL:http://www.goodbankers.co.jp
九州オフィス
住所:〒899-0204 鹿児島県出水市麓町11-13
電話/FAX:0996-79-3612
組織
主要メンバー
役員等
代表取締役社長
筑紫 みずえ [履歴・現職]
専務取締役
筑紫 直樹 [履歴・現職]
取締役
倉橋 麻生 [履歴・現職]
監査役
岡田 政紀 [履歴・現職]
顧問・格付評価委員会委員長
川北 英隆 [履歴・現職]
顧問・格付評価委員会委員
大谷 源一 [履歴・現職]
顧問・格付評価委員会委員
中井 惠美子 [履歴・現職]
顧問・格付評価委員会委員
芳野 まい [履歴・現職]
顧問
稲葉 達史 [履歴・現職]
顧問
小野 次郎 [履歴・現職]
顧問
川野 祐司 [履歴・現職]
顧問
高野 公英 [履歴・現職]
顧問
深作 裕喜子 [履歴・現職]
ご挨拶
株式会社グッドバンカーは、21世紀において重要性を増してくるであろう脱炭素化や廃棄物対策などの環境問題、働き方や人的資本などの社会責任問題、経営の監督や法令遵守などのコーポレート・ガバナンス問題など、時代と社会からの要請やニーズに金融的手法で応えるために、創業者の筑紫みずえが1998年に設立したESG(環境・社会・企業統治)ビジネスに関する調査・評価会社です。
創業の志を共にしたのは、おもに金融業界の女性を中心とした仲間たちと、環境NGO関係者であり、それ以来、女性のリーダーシップのもと、おおむね女性が多数を占める組織運営がなされてきました。当社では、アナリストが分析、評価するのは、企業の社会的責任(CSR)であり、では企業のCSRは何かというと、ESGの課題に積極的に取り組み、そのことが、企業の競争力につながるような経営をすることだと、定義しています。分析、評価するためのツールとして、独自の格付システムを開発、800項目について、業界ごとの特性を考慮しながら点数化しています。技術の進歩や社会の変化にあわせて、定期的に評価指標や配点の見直しがなされており、アナリストには高度で広汎な知識と判断力が求められます。情報収集のスキルも必要です。ものごとの本質をつかむ深い洞察力も重要です。また、たえず科学や社会学などの分野で最新の知見に接する環境にいなければなりません。そのため、当社では1998年の設立以来、アナリストチームのダイバーシティ(多様性)を構築することに努めてきました。年令は20代から80代まで幅広く、働き方も多様であり、子育てをしながら在宅でとか、大学で教えながら、またアート関係の仕事で全国をまわりながら等、昨今の働き方改革を先取りしてきました。地理的にも、テレワークアナリストの分布は、東北、関西、九州にまたがっています。
九州・鹿児島と長野にはサテライトオフィスがあります。気候的にも全く違った状況の中で、肌で感じる地理感覚が、アナリストの発想を豊かにするはずです。地方に本社のある上場企業の、その土地ならではの評判を収集して、東京で確認のための訪問やヒアリングをすることもあります。また地方新聞に載った記事で関心を持ち、中央ではあまり知られていない企業を訪問、調査することもあります。その結果、あらたに投資対象になるような企業が発掘されることがあります。このような作業は投資ユニバースの拡大につながると、運用者に高く評価されてきました。
また、当社では、政治・行政・学術・投資などの実務分野での、豊富な知見と経験を有する社外有識者のネットワークを持ち、必要な助言を得ることで、多面的・客観的・持続的な調査・評価の考えと手法を高め、さらなる専門性と付加価値を追及してまいりました。
日本の産業・企業のみならず、社会全体において、ESGへの取り組みは「どのようにして実行していくのか」という実践段階に入っていると認識しております。
株式会社グッドバンカーは、ESG調査・評価業務を通して、今後共、このような社会の変化と、それがもたらすであろう地球のサステナビリティに貢献してまいります。
株式会社グッドバンカー
代表取締役社長
筑紫 みずえ
役職員一同
設立趣意書
1990年に端を発するバブル崩壊後、株式市場の大暴落、株価の長期低迷、金融業界の不良債権問題、変わらぬ企業体質による様々な証券不祥事など、国内外を問わず日本の金融市場を見る目は非常に厳しい。「フォーブス」日本版1997年5月号では、役に立たない産業のトップに金融がランクされている。また、毎年世界の政財界のリーダーを集めた「ダボス会議」を主催するスイスの民間調査機関、国際経営開発研究所のアンケート結果によると、産業発展に貢献しているかどうかを聞いた「金融市場の洗練度」では、日本は香港、シンガポールだけでなく、マレーシア、タイ、インドにも劣るとされている(日本経済新聞1997年1月27日付記事)。
このような状況に対して、金融業界の中から反論が無いように見えるのはどういう事だろうか。もし、上記の見方が真実だとすれば、現在の日本で金融業の産業としての存在意義は、どこにあるのであろうか。誇りを持って、金融業界で働けるのか。
こうした危機感を持ちながら金融業界で働く女性有志で、勉強会を続けてきた。そして、あらゆる経済活動の本来の目的が、人間生活の充実と幸福の追求である時、金融もまたその理想を高く掲げ、社会全体の進歩と発展に寄与するような金融商品とサービスを提供していくことで、新しい顧客を開拓し、新しい市場を創造し、現在の金融業界の閉塞状態を切り開くことができる、という結論に達した。
新しい葡萄酒を 新しい皮袋に・・・。
1998年7月14日
会社・事業履歴
- 2001年度グッドデザイン賞を受賞
- 2013年、2014年、「R&Iファンド大賞」にて優秀賞、2015年最優秀賞を受賞
- 日本初の機関投資家向けオーダーメイド型SRIファンド
- 環境評価に加えて社会性(従業員処遇、社内外教育、社会貢献活動等)も評価
- 2005年度グッドデザイン賞を受賞
- 2007年「第1回ワーク・ライフ・バランス大賞」優秀賞を受賞
ネットワーク
提携機関・共同研究実績
- 東京大学
生産技術研究所 山本良一教授研究チーム -
エコデザインおよびLCAの大家である東大生産技術研究所・サスティナブル材料国際研究センターの山本良一教授率いる研究チームとの共同研究を実施。
- お茶の水女子大学
ライフワールド・ウォッチセンター長 増田優教授研究チーム -
化学物質管理等の権威である増田優教授と、企業の化学物質管理評価に関し共同研究を実施。
- ヴッパータール気候・環境・エネルギー問題研究所(ドイツ)
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1991年設立のドイツの環境研究機関。元国連科学技術センター所長、現ドイツ連邦国会議員で「ファクター4」著者のワイツゼッカー博士により設立。
- チューリッヒ州立銀行(スイス)環境・社会問題リサーチチーム
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スイス第3位のユニバーサルバンク。環境・社会問題リサーチチームは、WWFスイスとの提携により特徴のあるクライテリアを持つことで有名。
- EIRIS(英国)
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環境、社会性、企業統治、人権問題など広範囲なSRI調査を手がける。
- SNSアセットマネジメント(オランダ)
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オランダ第6位の金融グループSNS Reaalの運用会社で、同国でのSRI運用のパイオニア。オランダ最大手のSRI専業銀行ASN Bankをはじめ、多数の機関投資家を顧客にもつ。
- EthiFinance(フランス)
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2004年に銀行出身者により設立された独立系調査機関。カトリック修道会系年金基金などを顧客に持つ。
海外ネットワーク
- UNEP FI
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UNEP Finance Initiative – 国連環境計画・金融イニシアティブ
- UN PRI
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UN Principles for Responsible Investment – 国連投資責任原則
- ASrIA
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Association for Sustainable & Responsible Investment in Asia – アジア持続可能な責任投資協会
- Eurosif
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European Social Investment Forum – ヨーロッパ社会的責任投資フォーラム
- TBLI
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Triple Bottom Line Investing Conference – トリプルボトムライン会議