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オーストラリアのエコファンドNovember 2000
2000年のオリンピックで注目されたオーストラリアで、エコファンドの老齢年金信託(Health Employees Superannuation Trust Australia, 略称HESTA)が今年の2月から「エコ・プール」というファンドを設定しました(プールとは「共同出資」のこと)。 組入れ銘柄の選び方は日本のエコファンドと似ています。オーストラリア証券取引所に上場されている企業に対して環境リサーチ会社が環境面の企業調査を行なっています。財務面のチェックと実際の運用はウェストパック・インベストメントマネジメントが担当しています。日本とひとつ違うのはその他に非営利の諮問委員会があることです。委員をしているのは非政府組織や各産業別協会、環境経営の専門家などで、環境面の評価やその過程について助言を与えています。さすがは史上初のグリーンオリンピックを成功させた国ですね。ただし、あくまでも個々の企業評価の最終責任は環境リサーチ会社だけが負っています。 これまではこのファンドの70%がオーストラリアの株に振り向けられていましたが、2001年1月からは全体の50%を同国内株、40%を国際株にあてることになり、よりグローバルなファンドになる予定です。 従来の財務・経営面のみを対象にしたファンドに比べ、いわゆる環境ファンドはまだまだ世界中で試行錯誤している部分があります。でもどのファンドも第一に目指しているのは環境にやさしい持続可能な社会づくりに貢献することであり、これこそがこのファンドの存在意義でもあるのです。 参考資料 |
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