株式会社グッドバンカー
ワールドエコレポート

経済大国から環境大国へ

January 2001

明けましておめでとうございます。

いよいよ21世紀の始まりです。2001年というと、科学技術文明の行き詰まりを描いた『2001年宇宙の旅』という映画が思い出されますが、皆さんが描く21世紀のイメージはどんなものでしょうか。

読売新聞社の全国世論調査では、21世紀の日本がどのような国であってほしいと思うかという問いへの回答のトップは「自然や地球環境を大切にする国」(61%)でした。生活が不便になったり快適でなくなっても、自然や地球環境の保護に力を入れていくべきだと思うかの質問には77%が「そう思う」と答え、国民の大多数が環境保護の重要性を認識し、経済発展を最優先する20世紀型の大量消費型社会の現状に疑問を投げかけている様子がうかがえるとのことです(2001年1月10日付)。

環境にやさしい新しい経済社会システムの実現を図るためのツールとしてのエコファンドの意義を疑う人達は、もはやほとんどいなくなったと言ってもよいのではないでしょうか。カタログハウスの『通販生活』という雑誌の環境セミナーではそのものずばり、「環境のためにエコファンドを買おう」というタイトルでエコファンドが紹介されます。これまでの日本のエコファンドは株式にのみ投資されているものが主流ですが、やがて国債や社債もエコスクリーニングがかけられ、国がグリーン度で格付されることになるでしょう。

かつて"高金利"で世界中の投資家の資金をひきつけた国がありましたが,これからは環境問題への取り組みの進んだ国が"高倫理"で世界中の投資家を惹きつけるのではないでしょうか。