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ペニー、ポンドを救うか? イギリスのSRIフォーラム10周年を祝う (1)

September 2001

創立10周年を迎えたイギリス社会的責任投資フォーラム(UKSIF)の記念レセプションに招待される機会がありました。レセプション会場は何とウェストミンスターにある英国上院の付属ホールです。代表スピーチはナイトの称号を持つサー・フェイフェということで、イギリスにおけるSRIのプレステージの高さを実感しました。

イギリスにSRI型の投資信託が初めて登場したのは1984年。その時のシティーの反応は、こんなものは大きくなってもせいぜい200万ポンドの市場規模と予想したものでした。それが2000年の春には、26億ポンド、実に当初予想の1000倍以上になり、直近の2000年12月には、37億ポンドだそうです。UKSIFの専務理事ペニー・シェファードさんによると、UKSIFは、銀行、資産運用会社、ソーシャルファイナンス、個人のファイナンシャルアドバイザーなどの専門家集団から成っており、目的は、市民と機関投資家を結びつけることです。企業と直接対話するよりもその企業の年金基金を通じて働きかけることが多いそうです。またNGOに対しては、大キャンペーンの論陣を張るよりも、むしろ投資家として影響力を行使するため財務上の知識で武装できるようお手伝いするとのことでした。

IBMのコンサルタントとして19年働き、緑の党の活動家であったペニー・シェファードさんは、あるインタビューで、「ペニー、ポンドを救うか?」と紹介されていたのはイギリスらしいユーモアですね。