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ロンドンのロードプライシングOctober 2003
「ロードプライシング」という言葉をお聞きになったことがおありでしょうか。「ロードプライシング」とは、東京都環境局のホームページによれば、特定の地域に侵入または通行する車から料金を徴収することにより、道路混雑の激しい地域やその周辺の自動車交通量を抑制し、交通渋滞や大気環境の改善を図る制度のことです。 このロードプライシングは、交通需要マネジメント(TDM=Transportation Demand Management)という考え方に基づきます。つまり、自動車の効率的利用や公共交通への利用転換など、交通行動の変更を促して、発生交通量の抑制や集中の平準化など「交通需要の調整」を図ることにより、交通混雑を緩和し、都市機能や都市環境を改善する取組みです。諸外国では、シンガポールが1975 年から、ノルウェー・オスロが1987年から実施しており、最近ではイギリス・ロンドンで2003年2月から実施されています。また、パリ、東京などでも導入が検討されているということですので、今回はこのロンドンのロードプライシングについてご紹介しましょう。 ロンドンでは、ロードプライシングの導入によって、渋滞税(Congestion Charge)を徴収することになりました。これは、平たく言えば通行税のことで、ロンドン中心部約21平方kmの区域で平日の午前7時から午後6時30 分までの間に通行した車輌は、1日5ポンド(約950円)の通行税が課せられます。ただし、タクシーなどは課税を免除されるほか、ゾーン内の住民は割引され、50ペンス(約95円)で大丈夫だそうです。 この渋滞税の支払は、事前または当日にオンラインや電話、ガソリンスタンド、販売機などで支払います。支払の際、自分の車のナンバープレートを登録し、境界線のところに設置したカメラが通行する車輌のナンバープレートを読みとり、データベースの支払記録と照合するわけです。
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